ASKAさん

水曜日。
水曜日とは私に取って特別な日である
子供の習い事がないこの曜日は、自分のためにため込んだ怠慢をクリアにできる日でもある。
とりあえず
週末の末っ子のサッカーのクリスマス会に向けてサイズアウトしたウエアなどの交換会があるとの事で箪笥の中身をひっくり返していた
我が子は綺麗に使う訳もないし、年末ということもあり古い衣類らを一斉に捨てたばかりなのだ。そんな3週間前の自分に文句を垂れていた
そんな時携帯が鳴る
妹からだった。
少しばかし面倒だなという気持ちで電話を取った
「FNS歌謡祭にASKAでてるよ」

私はチャゲアスが好きだ
私が〇〇が好きだというと大体にわかであることが多い。
好きだと言っても好きな曲しか聞かないし、すべての曲を網羅しているようなファンでもない
それは、どの有名人でも言える事だ

チャゲアス好きは5年ほど前から始まったので80年代から90年代の爆発的に売れていた時期からのファンとかではないが
当時のASKAの甘い歌声にとんでもなく虜になっていた。
現代ではYouTube等という動画サイトなどで、過去の曲諸々と楽しむことが出来、当時のファンには申し訳ないが、私は現代の恩恵を十分に受けまくって音楽を楽しんでいる。
当時なら8㎝シングルはいくらだったんだろうか。千円くらいは出しただろうか。なんとなく思い出せない
とりあえず一度謝りたい。(実はちゃんと公式からもCDやDVDも買い集めているのでそこんとこよろしくである)
ただ2年ほど前に離婚をしたのを境に好きな曲というものを全く聴けなくなってしまった。
それ以降チャゲアスどころかそれまで聴いていた楽曲CDにほとんど手をつけていなかった


私は鉛のような腰を上げてテレビを付けた

聞き覚えのあるイントロが流れた
PRIDEだった
日々に追われて思い通りにいかない毎日と、辛かったこれまでの事がなんだかフラッシュバックしたみたいになった。
涙こそ出なかったのだが、思いっきりと胸をグッと掴まれる思いだった
あーつら。
ASKAさん最高だよ

とりあえず、もう一度聴き漁ろう。そう思った特別な水曜日だった

わかやまもえのこと。

Instagramでは言えない、イラストを描いてる時のほんとの気持ちなど語っていきます。 需要があるかどうかは一旦おいておきます

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