あいのあるもの1️⃣汚物ババア
〜ここからの文章は
誰かにとって、とても気分を害してしまいそうな個人的な意見が書かれるため注意が必要である〜
思い出すだけでこそばゆい
実にこそばゆい
ある男性素人ポエマーがいた
男女間での愛やら恋について
普遍的だろう。エモいだろう。
という雰囲気を醸し出して
とても陳腐な言葉を綴っていた
むしゃっとなり嘔気を起こした
一方通行でしかないロマン街道の真ん中で胸ポケットに一本の薔薇をあしらい自己満足の創作ダンスを踊り狂っているように見えた
そしてなぜだか分からないが
心の底から気持ち悪さを感じた
見なければいいという話なのだが、見たくないものほど見てしまう
臭いとわかっていて匂いを嗅ぎたいのと同じものだ
なんとなく
私はそのロマン街道に糞便を一定間隔に置いた
決して馬鹿にしているのではなく
これも私にとっての芸術鑑賞なのである
そういえば小学生の頃
定期的に芸術鑑賞という時間が設けられていた
私はその時間が苦痛だった。
なにかしらのものを見せられた後、必ず感想文を書かなくてはならない。
何も感じなかったのに何を書けばよいのか。
感じていないことを感じているようにして書かなければいけない
皆の素晴らしい感想文を読むと、そんな素晴らしいことを感じたのか。と思い
自分がなんて劣っているのだという感覚になった
無論、糞便を撒き散らしながら鑑賞していたなどと書いたら
いつの日かなくなってしまった
アニメでのバケツを持って廊下に立つあのシーンを再現することになったろうけども。
正解は一つしかないような風潮が学校という箱の中には存在する
子供はいつの日が自然と大人が求めるものを正解としている気がする
それができれば
=良い子とみなされる
そして大人になるとごく自然と万人の正解とするものを正解としている
そんな風に育つ事が正解だとされている気がするのだ
だからだろうか
さほど伝わらないような喩えで
万人受けするようにうまく言葉遊びをしたような
『それらしく』あしらったものを
「どうだ?おまいら。響いたろ?
俺っちのハートフルポエム」
などという
『それらしければ』ウケるだろう
『それらしければ』響くだろう
というものに嫌悪感を抱いてしまうのは。
特別、愛やら恋などというこそばゆいものをテーマにもってきた時には
嘔吐してしまう
私が吐物を撒き散らかしているとも知らず
そういうやつに限って相手のアンサーを求めるのだ
愛について歪んだ思想しか持ち合わせていない私のアンサーは完全なる無でしかない
もしくは糞便ありきの感想でしかない
そもそも感想文を書くなんて苦手分野なのだから
わたしかて、歪んだ思想をもったまま大人になったが、社会人であり子を持つ母として
社会の中で生きにくいのは大変困る為、ある程度の嘘らしい協調性をもちながら
誰にも気付かれないよう
糞便やら吐物やら汚物を撒きちらして息をしている。
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